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FX 初心者講座第19回 全32回講座の目次

FX 初心者講座

FX の注文の種類一覧。成行から OCO・IFD・IFO まで

注文の画面に、成行・指値・逆指値・OCO・IFD・IFO と、たくさんの名前が並んでいる。どれが何をする注文なのか分からない。そんな時のために、この記事では、注文の種類の全体を地図のように一覧で整理します。細かい置き場所は、別の記事に送ります。どの注文を使うべきかは、この記事では決めません。

公開 2026年10月14日書いた人: Tiltnote 運営代表 奥村 健児(FX の経験があります)

ひとことで言うと

注文は大きく、値段の決め方(成行・指値・逆指値・ストップリミット)、注文の組み合わせ(損切り・利確・OCO・IFD・IFO)、あとから動く損切り(トレーリングストップ)、注文の条件(有効期限・約定のしかた)に分けられます。

OCO は、2つの注文を出して片方が約定したらもう片方を取り消す注文。IFD は、最初の注文が約定したら次の(決済の)注文が有効になる注文です。IFD・IFO は、日本の業者でよく使われる呼び名です。

OCO・IFD・IFO は、MT5 のヘルプの注文の一覧には出てきません。[1] 使える注文は、ソフトや業者で違います。

注文の種類の早見表

注文の種類の早見表。MT5のヘルプの注文の一覧にあるもの: 成行、指値、逆指値、ストップリミット、損切り・利確つきの注文、トレーリングストップ、有効期限と約定のしかた。MT5のヘルプの一覧にないもの(業者のアプリなどにある): OCO、IFD、IFO。
実線の灰色の枠は MT5 のヘルプにあるもの、点線の白い枠は MT5 の注文の一覧に名前がないもの(業者のアプリにあることがある)です。名前や中身は、ソフト・業者で違います。

この記事では、それぞれを「何をする注文か」「いつ使われるか(例)」「注意」の順に短く見ていきます。「いつ使われるか」は、よくある使われ方の例で、おすすめではありません。

値段の決め方で分ける

成行

指値(Limit)

逆指値(Stop)

指値と逆指値を、買い・売りでどこに置くか(Buy Limit・Sell Limit・Buy Stop・Sell Stop)は、指値と逆指値の違いの回で図にしています。

ストップリミット(Stop Limit)

組み合わせる注文

損切り・利確を付けた注文

OCO

IFD(イフダン)

IFO(IFDOCO)

作った例。今の値段は1.1000。1: 新規の注文として、買いの指値を1.0950に置く。約定したら、決済の注文が2つ有効になる。2: 利確の指値1.1050と、損切りの逆指値1.0900。3: 片方が約定したら、もう片方は自動で取り消される。
作った例(IFO の流れ)。新規が約定すると、利確と損切りの2つが有効になり、片方が約定すると、もう片方は消えます。

どれも、決済の注文が損切り(逆指値)なら、置いた値段より悪い値段で約定することがあります。

IFD・IFO という呼び名は、上の協会の説明でも使われています。ほかの国の業者やソフトでは、別の名前だったり、名前がなかったりします。

あとから動く損切り: トレーリングストップ

損切りを動かす前に考えたいことは、損切りを動かす前にの回にあります。

注文の条件: 有効期限と約定のしかた

有効期限

MT5 では、待機注文(指値・逆指値など、決めた値段に届くまで待っている注文)に、次の有効期限を選べます。[2]

業者やソフトで、画面の名前が違うことがあります。業者のアプリでは、選べる期限も違うことがあります。

約定のしかた(FOK・IOC など)

初心者は、あとで読めば十分です。注文がすぐに・全部約定できるかどうかで、注文をどう扱うかの決まりです。MT5 のヘルプでは、次のように説明されています。[1]

どれを選べるかは、口座の約定方式などで変わります。[1]

MT4・MT5 の注文と、業者のアプリの注文

MT5 のヘルプの注文の一覧は、成行と、Buy Limit・Sell Limit・Buy Stop・Sell Stop・Buy Stop Limit・Sell Stop Limit の待機注文です。そこに、損切り・利確・トレーリングストップを付けられます。[1] OCO・IFD・IFO という名前は、この一覧には出てきません。

MT5 で、待機注文に損切りと利確を付けておくと、形は IFD や IFO に似ています。ただし、名前も細かい動きも同じとは限りません。

OCO・IFD・IFO は、業者が自分で用意している取引アプリなどで見かける名前です。同じ名前でも、選べる組み合わせや動き方は、業者で違うことがあります。MT4 やスマホのアプリも、MT5 のパソコン版と、選べる注文が違うことがあります。使う前に、自分のソフトや業者の説明で確かめてください。

自分のソフトで使えるかは、業者のアプリの注文画面で「OCO」「IFD」「IFO」の文字を探してください。なければ MT5 では、待機注文に損切り・利確を付けておく形で、近いことができます。

自分の記録で確かめる(決めるのはご自身)

どの注文を使うかは、この記事では決めません。注文の使い方を見直したい時は、次のことを記録しておくと、後から見返せます。

ロット数はロット計算で、損切り・利確の値段は損切り・利確の価格の計算で確かめられます。言葉の意味はFX の用語集にもまとめています。

参考文献

  1. MetaQuotes. 基本理念 - 取引操作 - MetaTrader 5のヘルプ. https://www.metatrader5.com/ja/terminal/help/trading/general_concept
  2. MetaQuotes. 取引の実行 - 取引操作 - MetaTrader 5のヘルプ. https://www.metatrader5.com/ja/terminal/help/trading/performing_deals
  3. 金融先物取引業協会. 取引スキーム | FFAJの学ぼう!FX. https://www.ffaj.or.jp/learning/?p=13
  4. FINRA. (2016). Regulatory Notice 16-19: FINRA Issues Guidance Regarding the Use of Stop Orders During Volatile Market Conditions. https://www.finra.org/rules-guidance/notices/16-19

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この記事で使えるツール

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更新日 2026年10月20日 · 運営: Tiltnote 運営代表 奥村 健児 · このサイトについて