何ができるか
過去の取引を、手で1件ずつ入れなくてよくなります。入れた取引は、アプリの履歴・カレンダー・分析に、ほかの記録と同じように出ます。この取り込みは無料です(有料プランの鍵の外にあります)。
- 入る先: 取り込んだ取引は、アプリの「手入力」の口座に入ります。
- スワップと手数料: 取り込みには列がなく、どちらも 0 で入ります。足したい時は、損益に足した数を入れます(あとで出てくる変換ツールは、既定でそうします)。
- 表示の範囲: 入れること自体は無料ですが、お試しが終わった後の無料の範囲では、分析・カレンダー・履歴の表示は直近2週間分になります(記録は消えません)。
手順
- 履歴を出す: MT4/MT5 から、入れたい期間の履歴をレポートで保存します。画面の出し方はMT4/MT5 の取引履歴を保存して振り返るにあります。
- 形を変える: 保存したファイル(または履歴をコピーした文)を、無料ツールMT4/MT5の取引履歴をTiltnoteのCSVに変えるに入れます。ファイルも貼った文も、このページの中だけで変換し、どこにも送りません。500行を超える時は、500行ずつに分けて出ます。
- アプリに貼る: 「コピー」を押して、Tiltnote の「設定」→「データ」の「CSV形式でトレード履歴を一括登録」の枠に貼ります。
- 実行する: 「一括インポート実行」を押します。終わると「インポート完了: 成功○件 / 失敗○件」と出ます。
- 見比べる: アプリの履歴で、件数と損益の合計を、元の履歴と見比べます。
手で作った表(表計算のソフトなど)から入れる時も、手順 3 からは同じです。形は次の章にあります。
自分で作る時の形
1行に1回の取引を、カンマ(,)で区切って書きます。見出しの行は付けません。
2026-08-04,
2026-08-04,
表は横にずらして見られます →
| 列 | 名前 | 書き方 | 省略 |
|---|---|---|---|
| 1 | 日付 | 2026-08-04(年-月-日。ハイフンで区切る) | できない |
| 2 | 時刻 | 10:00(時:分) | できない |
| 3 | 銘柄 | USDJPY など。空だと読めません | できない |
| 4 | 売買 | BUY か SELL(小文字でも読めます) | できない |
| 5 | ロット | 0.1 など | できない |
| 6 | 損益 | 6200 や -3200。桁のカンマは付けない | できない |
| 7 | 手法 | 手法の名前(自由な文字。カンマは使えない) | できる |
| 8 | ルール | 守れた または 守れなかった | できる |
| 9 | 感情 | 設定に登録した「このトレードは?」の名前(20文字まで) | できる |
- 時刻の意味: 入れた日付と時刻が、そのトレードの時刻になり、日ごとの集計もその日付で数えます。取り込みでは、決済の時刻を別に入れられません。日をまたいで持ったトレードは、建てた日に入ります。
- 時刻のずれ: MT4/MT5 の時刻は、業者のサーバーの時刻です。変換ツールは直さず、そのまま入れます。時差はサーバー時間の換算で確かめられます。
- ルール: 「守れた」「守れなかった」で書きます。読み取れない書き方だと、ルールは空のまま入ります。使わない時は、空にします。
- 感情: 設定に無い名前は、新しい項目としてアプリに追加されます。
- 列の数: 6列(損益まで)があれば入ります。手法・ルール・感情は、あとからアプリで1件ずつ足せます。
よくある失敗と直し方
アプリは、読めない行だけを「失敗」として数え、読めた行は入れます。どの行が失敗したかは、アプリは教えてくれません。また、1行でも成功すると、貼った文は枠から消えます。元のファイルは残しておき、入れる前に変換ツールで読めない行がないかを見ておくと安心です(ツールは、読めなかった行の番号と理由を出します)。
表は横にずらして見られます →
| 起きること | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 失敗になる | 日付が 2026.08.04 や 2026/08/04 の形(MT4/MT5 の履歴はこの形) | 2026-08-04 の形に直す(ツールは自動で直します) |
| 失敗になる | 全角のカンマ(,)で区切っている。または6列に足りない | 半角のカンマ(,)にする |
| 入るが、中身がずれる | 損益に桁のカンマがある(1,234 など)。カンマで列が分かれ、損益が 1、手法が 234 になる | 桁のカンマを外して 1234 にする。入った後で気づいた時は、その期間を削除して入れ直す |
| 失敗になる | 売買が BUY / SELL 以外(「買い」「balance」など) | BUY か SELL にする。入出金の行は外す |
| 失敗になる | 銘柄が空、またはロット・損益が数字として読めない | その行を見直す |
| 1件も入らない | 501行以上。「一度に取り込めるのは500行までです」と出て、全体が止まる | 500行ずつに分けて、上から順に入れる |
同じ履歴を2回入れると、二重になる
アプリの取り込みは、すでにある取引と同じかどうかを調べません。同じ行を2回入れると、2件ずつ入り、件数も損益の合計も2倍になります。EA(自動売買)の自動記録を使っている時は、同じ期間を CSV でも入れると、重なることがあります。
- 入れる前に: アプリの履歴で、すでに入っている一番古い日と新しい日を見て、CSV の期間が重ならないようにします。
- 入れた後に: 件数と損益の合計を、元の履歴と見比べます。合わなければ、二重を疑います。
- 二重に入った時: 「設定」の「データの管理」にある「期間を指定して履歴を削除する」で、重なった期間の決済済みの取引を消せます(取り消せません。表示で選んでいる口座(「すべて」なら全口座)が対象です。取り込んだ分は「手入力」の口座にあるので、「手入力」か「すべて」を選んでから実行してください。保有中は消えません)。消してから、正しい期間をもう一度入れます。
実際に試した結果
2026年10月19日に、ブラウザ版のアプリ(版 2.2.1)で、架空のデータを使って試しました。
- 変換ツールで作った37行は、37件が入り、損益の合計と勝率が、元のファイルと一致しました。
- 500行は「インポート完了: 成功500件 / 失敗0件」と出ました。
お使いの環境や履歴の形によって、結果は変わることがあります。入れた後の見比べは、毎回してください。
入れた後に、振り返る
履歴の数字は、「何が起きたか」を教えてくれますが、なぜ入ったか・どんな気持ちだったか・ルールを守れたかは入っていません。入れたい人だけ、取り込んだ取引に、次のものを足せます(押し付けではありません)。
- 手法: どの決めごとで入ったか
- ルールを守れたか: 守れた/守れなかった
- 気持ち: 焦っていた・計画どおり など
全部を足す必要はありません。まず直近の10件だけ、でもかまいません。月ごとの見返し方は1か月の振り返り、書き方はトレード日記に何を書くかにあります。件数が30件より少ないと、勝率などの数字は大きくぶれるので、目安として見てください。
この記事は売買の助言ではありません。